草の根アピール

沖縄県知事選挙、革新統一候補の擁立の上に立ち勝利を!

 今年(2006年)11月に行われる沖縄知事選挙を目前にして、革新共闘の実現が熱く求められてます。稲嶺恵一知事は、焦点の普天間基地移設問題について「V字型」基地に反対と言い、緊急措置として、ヘリ基地をキャンプシュワブに作り普天間基地をなくすと言っていますが、政府基本合意書に賛同したことによって「本土」政府に屈服し、三選出馬はしないと表明しました。「基地問題は国の専権事項」という保守知事によっては、沖縄米軍基地問題は、永久に解決されません。

 朝鮮民主主義人民共和国が、7月4日に発射したミサイル問題に見られるように、戦争への危機感がますます高まっています。私たちは、戦争をなくすために、米軍基地をなくす運動をいっそう強めなければなりません。

 革新統一が実現すれば、4月の沖縄市長選挙での東門美津子さんのように勝利できる可能性が開けるでしょう。逆に、自公連合に反対する陣営が分裂すれば、1月の名護市長選挙のように敗北必至です。県知事選挙での革新統一候補の勝利は、米軍再編を阻止する決定的力となるでしょう。 5月15日、日本共産党、沖縄社会大衆党、社民党、民主党、自由連合の五野党で作る「五党会議」は、知事選挙での統一候補擁立で合意したと発表しました。一致した選挙での基本姿勢は、米軍再編による基地機能強化反対、憲法九条を守る、教育基本法改悪反対などです。前回県知事選でも政策合意がなされましたが、革新分裂選挙となり、惨敗しました。前々回選挙では、革新統一でありながら、わずかのゆるみがあり僅差で敗北しました。

 私たちは、事態を注視しています。ぜひとも、この政策で革新統一県知事候補を擁立し、その上に立って、必死のがんばりで、革新沖縄県知事が実現するよう、私たちは心から期待するとともに、全力をあげて支援するものです。

                          2006年 7月 8日
沖縄・日本から米軍基地をなくす草の根運動
                              運営委員会
                7・8事務所開き参加者一同