(普天間通信)基地をなくすために国民的統一戦線を
みなさん
平山基生・普天間ー東京・麻布ヘリ基地からです
(あるメーリングリストで書いた文章を発表させていただきます)
下に引用しますように、貴兄の文章で、私の名を出して頂いたので、一言させて頂きます。
> ところが、普天間基地の問題にしても、「左翼」間には相当の意見の開きがあります。
>
> 当ML会員の平山さん同様「普天間基地は撤去・廃止」と主張しているのは日本共産党「だけ」です。
>
> 社民党は県外か国外に「移設」(つまり基地そのものをなくす気はない)
私の意見についての貴兄のこの解釈については、多少誤解があるような気がします。
私の立場は、あくまでも統一戦線を大事にする立場です。4月25日の沖縄県民大会(9万人を集めた)での統一集会名は
「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と、県内移設に反対し、国外・県外移設を求める県民大会」でした。
私の立場は、大会名称通り「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と、県内移設に反対し、国外・県外移設を求める県民」の要求を支持しています。むしろ「撤去」という言葉にそれほどこだわっていません。
私は、上記の貴兄が「平山基生の主張」のように書いておられるような立場、あえて、「撤去」と言わなければ、原則的誤りででもあるかのように「かたくなに」言い立てる立場をとりません。私は、本当の意味で、「国民が主人公」「県民が主人公」という立場ですから、その団結に有害な「誇張」を排したいと思います。
「正しい」主張も、過度に主張し、他を非難することは、「真理も誇張すれば誤りとなる」と言った人がいますが、そのようなことになると思うのです。
社民党の主張について、「> 社民党は県外か国外に「移設」(つまり基地そのものをなくす気はない)」と言われますが、「県外、国外」と言っていることをあえて、「つまり基地そのものをなくす気はない」などと「つまり」などと「詰める」必要はないと思うのです。「県内移設反対」「県外、国外」で十分正当な要求を表しています。また、社民党宣言(2006年)では、明確に「基地撤去」を述べています。社民党党首福島瑞穂さんが、県外移設を貫いて、閣僚を罷免されたということは、この点で、社民党は筋を通したといえます。
多少、ここでのテーマから外れますが、一部活動家の中には、「『基地はいらない どこにも』ということは、沖縄県にいつまでも基地を置いておくことだ」と曲解し、「沖縄だけから基地をなくせ」と事実上主張する極端に偏狭な「本土逆差別」の意見も出てきています。こういう分裂的な意見も、他に押し付けないのなら許容範囲ですが、「基地はいらない どこにも」と主張すること自体を敵視すると、それは誤りとなります。
参議院議員選挙の時、私は普天間にいました。イジュ陣営は、貴方が主張したような批判をヤマシロ社民候補に向けてしていました。私は、こういう形で、自候補の優位的差別化を図る、ということは、革新的県民の統一の要求から外れているなあ、と危惧していました。結果は、公示直前に立候補した、ヤマシロ社民党、社大党候補が、自公候補に及びませんでしたが、イジュ候補に、驚くべき大差をつけていました。以前の人民党の瀬長亀次郎さんのように他党支持者の票も集めました。
いろいろいきさつもあったようです。「革新共同」という名目で、共産党が先に独自候補イジュさんを出し、それに対して、沖縄県の社民県連と社大党が統一を申し入れたが、時すでに遅く、ヤマシロ候補がでました。貴兄のおっしゃる「左翼」は、取れるべき貴重な1議席をとれませんでした。
私は、誤解を恐れるので、ここで、共産党、社民党、社大党のどの党も非難する意図はありません、ということをのベておきます。事実を述べただけです。統一こそが勝利の道であるということを言いたいのです。
その後、この3党は、立派に県知事選で伊波洋一氏を統一候補として推薦を決定し、伊波氏はそれを受け入れました。沖縄県の基地問題解決にとって、11月24日投票の極めて重大な県知事選が戦闘態勢に入っています。民主党は独自候補と言う名の、「伊波落とし」候補を擁立する動きをしているとのことです。
わたしは、普天間基地閉鎖返還撤去問題で「『左翼』間には相当の意見の開きがある」「だけ」とは思いません。沖縄県知事選での統一選挙態勢を見ても、貴兄のおっしゃる「相当の意見の開き」を乗り越えて、団結して闘おうとしています。本土でも団結した支援体制を「相当の意見の開き」を乗り越えて、この歴史的「沖縄県知事選」のために組むべきです。
普天間に来て住めば住むほどこの基地は、「即時閉鎖」しなければ、子供たちなど住民の命を保証できない、と強く思います。宜野湾市や、県民大会の「早期閉鎖」では、いつ閉鎖になるのか、子供たちの事故による命の喪失を、焦るような気持ちで、危惧しています。しかし、「即時」でも「早期」でも気持ちに違いはありません。
「普天間基地閉鎖返還撤去」の署名「普天間署名」を集め始めています。ようやく、わたしの長かった病気も治ったようです。
基地をなくすために、「サヨク」は力を合わせましょう。そして、たんに「左翼」が団結するだけでなく、国民的団結をつくりだす中核となるべきでしょう。1960年安保闘争のように。
昨日(8月31日)イラクから米戦闘部隊が撤退しました。来年には、基本的に全部隊が撤退する地位協定が結ばれています。イラクに負けず、沖縄を含む日本から米軍撤退を実現させましょう。あわせて、対米従属軍自衛隊を解散して、国際災害救助隊に改編し、憲法に反する半占領下日本はもう終わりにすべき時です。(以上)(2010年9月1日)
2010年9月1日(水曜日)