トップ  >  判断材料としてー安倍自公改憲無責任内閣の悪行

 改憲のために、憲法遵守義務(憲法99条)を蹂躙する安倍自公改憲内閣の悪行は、とどまるところを知りません。
悪行を少し列挙してみました。
判断の材料としていただければ幸いです。


<1>


沖縄戦の歴史的悲劇的事実である、皇軍の命令による「集団自決」を、高校教科書から検定で削除するという暴挙を行いました。そして、これに異議を唱え、超党派で全市町村議会と県議会の採択した意見書を背景に、撤回を要求する県民の要求に全く耳を傾けようとはせず、きわめて非礼な応対を行いました。「集団自決」軍命否定の「検定撤回」要求意見書を全市町村が議会と県議会が採択したことは、全沖縄県民がいかに沖縄戦で苦痛をなめ、それが、皇軍によって倍加した事実を、イデオロギー抜きに、承認しているかを示しています。
 沖縄戦の悲惨な体験は、直接ではないにしても、戦争の基地である米軍基地への根強い反対意志とつながっていることは明らかです。


<2>


「原爆投下やむを得なかった」発言(久間防衛相)は、結局、最後の佐世保市議会が、核兵器禁止・廃絶国際条約締結促進意見書採択を決定したことにより、長崎県民総ぐるみの反撃に会ったということができます。核兵器は、まさに米軍基地と直結しています。米軍基地にはいつでも核兵器を持ち込むことができ、それを実力で阻止することはできません。広範な国内国際世論を巻き起こす運動と組織によってのみ、核兵器をなくすことができます。米軍基地をなくす草の根運動は、そのような世論を起こしうる国内国際の草の根人民の結集・統一戦線結成を目的にしています。


<3>

従軍慰安婦「狭義の」強制否定発言(安倍首相)は、米国議会からまで、はげしい反発をよびおこしました。米下院本会議での可決も時間の問題といわれています。恥ずべき戦時性奴隷制度を日本軍が作り運営した事実を、まじめなまともな政府であるならば、当然完全に認め、これを繰り返さないようにすることこそ、なすべきことです。

 


<4>


防衛省による国民スパイと監視行動および軍艦「ぶんご」の沖縄県・辺野古出動。国民に大砲を向けた。


<5>


違憲の集団的自衛権を現憲法下で認めるための有識者会議の設置


<6>


20回以上の強行採決という議会制民主主義を無視主導した安倍首相


<7>


「女性は子どもを産む機械」発言(柳沢厚生労働相)


<8> 


公明党の主導で、定率減税を行わず住民税の大幅増税


<9>


消費税値上げを言明した安倍首相


<10>


国民の命綱である年金記録が消えた、と言う政府統治能力なしの無責任自公政権


<11>


赤城農相その他の事務所費の虚偽報告など政治と金の問題の噴出


これらの諸悪政策の根本には、「日米従属同盟」があり、そのもっとも集中的現れが、米軍基地特に沖縄米軍基地であり安保条約です。護憲・安保破棄政党を大きく伸ばしましょう。昔は、「鬼畜米英」、今は「日米同盟我が命」です。「鬼畜米英」は、全日本国民の頭にすり込まれていました。今、「アメリカは日本を守ってくれる」という嘘がすり込まれています。





力を合わせて、違憲の米軍基地をなくしましょう。改憲阻止、安保破棄を今こそ声高らかに訴えましょう。沖縄県、広島県・長崎県の県民こぞって立ち上がっていることに答え、国民こぞって、立ち上がりましょう。来るべき政治戦はまさに絶好の機会というべきです。

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