月別アーカイブ: 2008年10月

ミュージカル「戦争と女子高生」

 今日(19日)、10時から11時のNHKテレビでは、前橋高校のミュージカル「戦争と女子高生」に関するドキュメントが放映されました。敗戦・終戦直前の1945年8月5日群馬県前橋市では.90余機の米B29によって1時間半の空襲を受け、全市が燒滅し、500余名が亡くなりました。

 東京大空襲20万人の死者と比べて数は少ないのです。しかし、そういう考え方自体を反省させられました。ただ一人でも戦争で殺されてはならないのです。

 防空壕で一緒に居た姉を失い只一人生き残ったという私と同年の方や、特攻隊員への淡い恋心を血書に託して存命の76歳の女性等がこのミュージカルを演じる(全部で160人余)女子高校生に、当時の体験を語ります。女子高校生たちはその言葉を真正面から受け止め、心の演技を演じました。

 「忘れないで」「忘れないで」のリフレインが本当に心にしみました。 

 戦争で殺されていった320万の日本人、2000万のアジア人、6000万人と言われる世界の人々が、そしてイラクとアフガンの子どもたちが、そう叫んでいます。日本国憲法が、憲法9条がそう叫んでいます。 


 これを見終わって、「僕たちもがんばらなければ」と深く思いました。 


 女子高生の皆さんありがとう、又これを指導された教師の方ありがとう。


 再放映を期待したと思います。