月別アーカイブ: 2010年5月

暴走!強硬路線突っ走る鳩山売国首相

暴走!強硬路線突っ走る鳩山売国首相

 夜9時のニュースは、鳩山が福島社民党党首を閣僚罷免したことを報じました。下の文章で指摘した、鳩山首相の「暴走」は、事実となり、鳩山は既遂犯となりました。昼の文章を変える必要がないので、ぜひお読みください。

(以下は昼の文書)

 本日昼のニュースは、鳩山首相が、全閣僚の署名を必要とする閣議決定とすることを決め、社民党福島党首が署名しない場合罷免もやむを得ない、と決定した、と報じました。また、米国政府が、辺野古、徳之島を明記した日米合意を歓迎したと報じられています。

 鳩山の「友愛」は米帝国との「友愛」であり、沖縄県民・日本国民との「友愛」でないことが明確になりました。まさに、牙をむき出したというべきです。鳩山は、祖国の独立よりも、米帝国の世界支配を意味する「海兵隊抑止力」を選びました。彼の祖父鳩山一郎首相が、立川基地拡張のため、砂川町民へ数百数千の警官隊を派遣し、流血の砂川といわれる弾圧をおこなった道を歩もうというのでしょうか?この闘いに続いた闘いは、米軍違憲という伊達判決を生んだのです。(平山基生著『米軍違憲』(本の泉社)参照)

鳩山一郎首相は、結局、強制測量を中止に追い込まれ、立川基地は閉鎖され、今は憩いの場、昭和公園に(自衛隊基地も一部あり残念ですが)なっています。鳩山由紀夫首相は、お祖父さんの歴史から全く学ばないのでしょうか?

 鳩は鷹に変わりました。今や、民主党政権を打倒し、普天間飛行場を閉鎖する政権を作る努力を百倍も強めなければならなときです。(2010年50月28日昼)

 

鳩山の日米合意は、沖縄県民国民の裏切り

鳩山の日米合意は、沖縄県民国民の裏切り

 

沖縄タイムスのホームページは、今、次のように伝えています。

 

 

 「日米両政府は28日午前、米軍普天間飛行場を名護市のキャンプ・シュワブ辺野古崎地区とこれに隣接する水域に移設すると明記した共同声明を発表した。

 

 名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部と付近の海域に造る代替施設の位置と工法の検討を8月末までに完了させると明記した。

 

 また、シュワブ沿岸部を埋め立てる現行計画の環境影響評価の手続きを著しく遅らせないと明記し、ほぼ現行計画通りの場所への移設方針を示した。鹿児島県・徳之島を含め、海兵隊など在沖縄米軍の県外への一部訓練移転拡充も明記した。」

 

 一昨日のブログで厳しく批判した鳩山内閣は、日米合意優先、沖縄県民、社民党を含む閣内をふくむ国民合意無視という売国行動を今朝のオバマ米大統領との電話会談で実行した、ということです。

 

 これによって、鳩山内閣が売国内閣であることを示しました。「売国」。いやな言葉です。しかし、自公政権の売国政治が、鳩山内閣によって継承された、ということです。

 

 福島社民党党首(閣僚)の署名を必要としない首相声明であろうとも、明確に日米合意を撤回しない声明である場合(それ以外にあり得ないのですが)、首相声明発表の時点で、福島氏は、閣僚を辞任すべきです。

 

 報道によると、社民党指導部の又市氏、阿部氏などは、閣内に残留するべきであるという主張しているとのことです。これは、村山内閣で安保容認した旧社会党が、急速にその影響力を失って、少数政党に転落した歴史から全く学んでいないことを意味します。目先の、民主党との選挙協力に目を奪われていては、社民党の一層の少数派への転落は、目に見えています。

 

 福島氏が「2枚舌」と批判した鳩山の行動は、首相声明という署名を必要としない意思表明によってかわることはないのです。閣内で反対を続けることも一つの方法ですが、閣僚として存在し続けることは、鳩山への共同責任を負っていると、批判されても仕方がないでしょう。

 

 沖縄県民、国民を裏切る今朝の日米合意発表を契機に、北沢防衛相が促すまでもなく、「辞任」という道を選ぶべきでしょう。少なくとも、鳩山が、日米合意を優先した行為自体が許されるものではないのですから。

 

 社民党は、歴史によって試されています。福島氏は、社民党のトップとして又市氏や阿部氏の閣内残留論に惑わされることなく、社民党を誤りなく導くことがのぞまれます。これが、社民党の生き残る道であり、超党派の普天間無条件撤去で国民合意を作る道なのです。(2010528日午前)

 

 

 

 

社民福島党首は政府決定署名拒否・閣僚辞任を

沖縄タイムスのホームページは、今、次のように伝えています。

 

 「日米両政府は28日午前、米軍普天間飛行場を名護市のキャンプ・シュワブ辺野古崎地区とこれに隣接する水域に移設すると明記した共同声明を発表した。

 

 名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部と付近の海域に造る代替施設の位置と工法の検討を8月末までに完了させると明記した。

 

 また、シュワブ沿岸部を埋め立てる現行計画の環境影響評価の手続きを著しく遅らせないと明記し、ほぼ現行計画通りの場所への移設方針を示した。鹿児島県・徳之島を含め、海兵隊など在沖縄米軍の県外への一部訓練移転拡充も明記した。」

 一昨日のブログで厳しく批判した鳩山内閣は、日米合意優先、沖縄県民、社民党を含む閣内をふくむ国民合意無視という売国行動を今朝のオバマ米大統領との電話会談で実行した、ということです。

 これによって、鳩山内閣が売国内閣であることを示しました。「売国」。いやな言葉です。しかし、自公政権の売国政治が、鳩山内閣によって継承された、ということです。

 福島社民党党首(閣僚)の署名を必要としない首相声明であろうとも、明確に日米合意を撤回しない声明である場合(それ以外にあり得ないのですが)、首相声明発表の時点で、福島氏は、閣僚を辞任すべきです。

 報道によると、社民党指導部の又市氏、阿部氏などは、閣内に残留するべきであるという主張しているとのことです。これは、村山内閣で安保容認した旧社会党が、急速にその影響力を失って、少数政党に転落した歴史から全く学んでいないことを意味します。目先の、民主党との選挙協力に目を奪われていては、社民党の一層の少数派への転落は、目に見えています。

 福島氏が「2枚舌」と批判した鳩山の行動は、首相声明という署名を必要としない意思表明によってかわることはないのです。閣内で反対を続けることも一つの方法ですが、閣僚として存在し続けることは、鳩山への共同責任を負っていると、批判されても仕方がないでしょう。

 沖縄県民、国民を裏切る今朝の日米合意発表を契機に、北沢防衛相が促すまでもなく、「辞任」という道を選ぶべきでしょう。少なくとも、鳩山が、日米合意を優先した行為自体が許されるものではないのですから。

 社民党は、歴史によって試されています。福島氏は、社民党のトップとして又市氏や阿部氏の閣内残留論に惑わされることなく、社民党を誤りなく導くことがのぞまれます。これが、社民党の生き残る道であり、超党派の普天間無条件撤去で国民合意を作る道なのです。(2010年5月28日午前)

 

今日は「普天間無条件閉鎖での超党派団結」へ、試される日

今日は「普天間無条件閉鎖での超党派団結」へ、私たちが試される日  普天間飛行場の早期閉鎖問題は、鳩山政権によっては、さらに障害が設けられ、解決の見通しがなくなってきました。 本日5月27日、連立政権である同民主党内閣は、社民、国民新3党で基本政策閣僚委員会を開きます。また、同日全国知事会議を開きます。日米両政府は、北沢防衛相が渡米し、昨26日に、明日28日には、「辺野古」を明記した日米文書を発表することを決めました。 いま、普天間飛行場に象徴される沖縄を含む在日米軍基地問題解決は、「普天間飛行場早期無条件閉鎖」の一点で、沖縄県民を先頭に、国民的団結を作れるかどうか、その勢力が、国際的な基地をなくす力と連帯しつつ、その国民的な団結の力を営々と急速に強めることによって、米日政府を包囲し米日政府勢力の力をこの一点で凌駕するまでに成長させること、これ以外にありません。 こういう団結の力を作る上で、党利党略を優先することには、国民と歴史の厳しい批判が待っているでしょう。 社民党は、この問題で試されています。市民運動も、労働運動も、私自身を含む個々の活動家も、試されています。共産党もこの問題で試されています。それぞれが、それぞれの課題で、試されています。 「普天間飛行場早期無条件閉鎖」の一点で、沖縄県民を先頭に、国民的団結を作る、そのことを誠実に実行するかどうかが、試金石です。 5月16日、普天間包囲行動は、文字通り政党政派を超えて、手をつなぎあい、1万7千人が、「悪夢のような」と表現された豪雨の中、1回目は人数が不足していましたが、2回目、3回目はつながりました。 私は、タクシーで、普天間飛行場を取り囲む人間の鎖をぐるっと1周以上見て回りました。そこには、社民党系も、共産党系も、地域も、日本全国、沖縄全県から、子供も、高齢者も、女も男も、ずぶ濡れになりながら、普天間を取り囲んで手をつないでいました。 「これこそ超党派だ」 私は、この悪条件の中成功した普天間包囲行動を見て、超党派の力を実感しました。どの政党も、どの個人も、どの団体も1つでも1人でも欠けていたら、普天間は包囲されなかったでしょう。 私は、普天間の危険性を発信すると共に、普天間の団結・超党派をも発信するために、普天間と東京に交互に住むことを決めました。 いま、沖縄県内だけでなく日本全国で超党派を作り米日基地維持勢力を圧倒する団結の力を作り出す、絶好のチャンスが来ているのです。 そのためにも、今日、社民党は、閣議決定であろうと、閣議了解であろうと、首相発言であろうと、明日発表が予定されている辺野古を明記した日米文書が前提とされる限り、閣内にとどまるべきではない、と思います。内閣の外で、国民的団結「普天間閉鎖の超党派の団結」に社民党は加わることによって、社民党は、その役割をより有効に果たすことができるでしょう。(2010年5月27日平山基生)

福島社民党党首「政権に恋々としない」と発言

福島社民党党首「政権に恋々としない」と発言

 報道によると、福島瑞穂社民党党首は、本日2010年5月26日午前開かれた同党両院議員総会(懇談会)において、「政権に恋々としていると思われたくない」と発言したとのことです。

 前日25日、沖縄県を訪れた、福島代表は、普天間飛行場の県内移設の日米合意の閣議了解に絶対に署名しない、沖縄県内移設に反対すると明確に表明し、仲井真沖縄県知事と固い握手を交わしていました。

 この行動と発言は、社民党が鳩山内閣と、辺野古新基地日米合意に「共同責任」を決して負わない、ことを表明したことを意味します。鳩山と共同責任をとらないことを、さらに明確にするには、内閣が「辺野古」を決定したときには、連立解消を行うことです。社民党が生き延びる道はこれ以外ありません。できる限り閣内において抵抗することは道理あることです。しかし、それにも限界があります。本日の福島発言「政権に恋々としていると思われたくない」は、閣内抵抗の限界を示したものとして歓迎できるものです。

 沖縄県民を含む日本国民と歴史は、福島党首がこの言葉を実行するかどうかを、注目、注視しています。このことによって、社民党は鳩山内閣との共同責任を免れることになります。

 普天間飛行場早期閉鎖・返還・撤去を無条件で行うことを求めている市民運動、労働団体、政党、議員個人(民主党議員も含む)は、「移設なしの普天間飛行場早期閉鎖・返還・撤去」の一点で結束する努力をすることを、県民・国民そして歴史から求められています。4月25日の沖縄県民大会、5月16日の普天間包囲行動などは、沖縄県民が示した知恵「超党派」を本土の諸勢力が実現することを待望しています。内閣の外にあるか中にいるかは、「普天間無条件閉鎖」という要求に反する鳩山内閣決定に賛同せず、「辺野古移設」に反対するかぎり、とりあえずの結集の障害にはなりません。

 社民党、共産党は、5月3日の憲法集会で同席しています。両党は、これを発展させ、「普天間無条件閉鎖」の一点で、団結することが求められています。沖縄県民の闘い「超党派」は、本土においても学ばれ、実行されなければなりません。沖縄と本土との「連帯」を本当に実行するのならば、「当面のさしせまった任務にもとづく共同と団結は、推進されなければならない」ということを掲げている政党は、そのことを実行・実践することを求められています。

 両党がこのことを実践することは、1960年安保闘争の歴史的経験が示しているように、両党が選挙において大きく前進する結果を生むでしょう。(2010年5月26日、平山基生)

 

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