編集後記
今まで、隔月に「草の根ニュース」を発行してきました。しかし、戦争を認め、基地を永久化する改憲を事実上できるようにする「改憲手続き法」が、この2月3月4月の間に国会を通る危険性が、強くなった今、どんな困難にも負けることなく、今国会期中だけ、毎月発行することを決めたのです。
お金も人手も本当に不足。しかし、闘うべき時は「今」なのです。改憲は、まだ先の話で、のんびりと数年先に国民投票で反対すればいいと言うような状況ではないのです。草の根ニュースの呼びかけに応えて、7枚も8枚も署名を集めてくださってお送り下さる方々、乏しい年金の中から千円1万円とカンパをお送り下さる方々、本当に頭が下がる思いです。そう言う方々に支えられて、悠然と死に物狂いに仕事中。郵便書簡を使えば、1万円以上倹約できるのに、その手間を考えると人手不足で、その倹約もできません。4頁の中に、盛り込めることはあまりにも少なく、思いはあまりにも多いのです。命を守るという人間存在の原点を守るために、又君が代不起立で処分される教員がいるなどという民主主義のイロハを踏みにじる東京石原都政、35万世帯400万人以上が健康保険料を払えず保険証を取り上げられる日本。米軍と自衛隊と大企業には湯水のごとく血税を使う政治。
日本国民が直面する?独立中立平和、?民主主義、?生活向上の3課題はどれも重要です。その3課題を実現するには、最終的には、従属を断ち帝国との闘いに勝利する第1の課題へ集約されるのではないでしょうか。
「草の根ニュース」第36号(2007年2月発行)編集後記より
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