目に余る最近の沖縄米軍基地の動き(琉球新報より)1

「琉球新報」2007年2月15日?21日の記事

「琉球新報」HPより転載
「琉球新報」社会面
http://ryukyushimpo.jp/news/storytopic-1.html

「琉球新報」政治面
http://ryukyushimpo.jp/news/storytopic-3.html

F22数日内に嘉手納へ
 初の米国外配備となる嘉手納基地への飛来途中でハワイ州ヒッカム空軍基地に駐機している米空軍最新鋭ステルス戦闘機「F22Aラプター」について、嘉手納基地報道部は14日、ヒッカム基地の発表として、F22は数日以内に離陸できるものと期待しているとの見通しを明らかにした。
 当初の予定が2度にわたり延期され、ナビゲーション(位置方向案内)システムに不具合が見つかったとしてヒッカム基地で点検が続いている。報道部は検査が終了すれば予定通り嘉手納基地に配備すると説明した。
 発表文によると、ヒッカム基地第13空軍司令部のチップ・アッターバック司令官(中将)は「ささいな問題だ。常に安全に留意しており、ナビに問題がないと確信できるまでは航空機は出発しない」と話した。
(2/15 9:51)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21317-storytopic-3.html

塗料弾で国に抗議 県議会軍特委(2月15日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21336-storytopic-3.html

塗料弾を返還要求 米軍「調査のため」
 【北中城】福地ダムなどで米軍のペイント(塗料)弾が大量に見つかった問題で、在沖米4軍調整官事務所(マーク・フランクリン所長)は15日、名護署が押収・保管するペイント弾の返還を求めて日米合同委員会に申し立てる意向を明らかにした。
 同事務所は「どの軍がどのような訓練で使ったものか、実際に弾を確認して調査しないと分からない。調査のための返還を再三求めたが、名護署が応じないので申し立てる」と述べた。
 同事務所によると、名護署から示された製造番号で在日米軍の所有物と確認。「福地ダム周辺の訓練域を管理する海兵隊から口頭で2回、文書で1回、名護署に返還を求めたが、明確な回答はない」と述べた。照明弾や手投げ弾についても返還を求めるとしている。
 一方、名護署は「事件性の判断が必要だ。(意図的に放棄されたのか、誤って落下したのか)経緯が確認できておらず、(海兵隊から)正式な回答がない状況で返却はできない」としている。
(2/16 9:59)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21344-storytopic-3.html
県、アセス審査拒否も 行政訴訟も覚悟 普天間代替(2月16日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21346-storytopic-3.html

落下傘訓練強行に抗議決議 一切の中止求める(2月16日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21369-storytopic-3.html

名護市、沖合移動を主張 防衛省「政府案騒音小さい」
 【名護】米軍普天間飛行場の移設問題で、移設先の名護市の島袋吉和市長は16日午前、防衛施設庁の渡部厚施設部長、防衛省の金沢博範防衛政策局次長らと名護市役所内で会談した。キャンプ・シュワブ沿岸部に建設する代替施設について島袋市長は、危険性や騒音被害の軽減を図る観点から沖合への修正をあらためて主張。防衛省側は、沖合に移動させるより現行の政府案の方が辺野古集落への騒音は小さいなどと説明。修正は困難との認識を示し、議論は平行線をたどった。米軍再編交付金や環境影響評価(アセスメント)は議題にならなかったという。
 島袋市長は、政府と名護市が交わした昨年4月の代替施設建設に関する基本合意について「V字形滑走路案はあくまでも飛行ルートが陸域を避けることの確認だ」と指摘、滑走路の位置や長さなどは今後の協議事項との認識を重ねて強調した。
 名護市の修正案については「危険性や航空機騒音の軽減を図る観点から至極当然であり、地元辺野古からの要望でもある」と説明。名護市議会も1月末の臨時議会で、沖合移動を求める意見書を可決している、とした。
 防衛省側は2001年に移設予定地で実施したヘリコプターの試験飛行の騒音データを示して説明。現行政府案は、辺野古集落への騒音の影響が少なく、修正案では、藻場やサンゴなど自然環境への影響が大きくなるとの認識を示し、修正は困難との考えを伝えた。
 会談後、島袋市長は「地元の意向を踏まえ、なるべく沖合に出してもらいたいという立場は一貫して変わらない。騒音については協議会の中で協議していきたい」と述べ、政府案を拒否する姿勢を重ねて強調した。渡部部長は「地元の考えを踏まえた上で日米間で合意した政府案の修正は難しいと申し上げた」と述べた。
 名護市側は島袋市長、末松文信助役、玉城政光政策推進部長、政府側は渡部施設部長、金沢次長、佐藤勉那覇防衛施設局長らが出席した。
(2/16 16:01)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21366-storytopic-3.html

F22、2機あす嘉手納へ
 【嘉手納】那覇防衛施設局は嘉手納基地に暫定配備されるF22Aラプター戦闘機2機が17日に嘉手納飛行場に飛来することを16日、嘉手納町役場に通知した。到着時間は「日中」としている。配備予定は全部で12機。残り10機については16日午後に飛来日程を伝える、としている。
(2/16 16:03)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21370-storytopic-3.html

F22、2機きょう飛来 嘉手納あすも
 【嘉手納】米空軍嘉手納基地報道部は、暫定配備される米空軍のF22Aラプター戦闘機の先発機が17日午後に嘉手納基地に飛来すると16日、発表した。そのほか大多数は18日午後到着する。那覇防衛施設局から連絡を受けた嘉手納町によると、17日は2機が飛来する。
 同報道部はF22の1時配備について「太平洋地域での定期的展開の一環」と説明。飛来日程については「日付、到着時間は暫定的なもので、いつでも変更があり得る」とし、具体的な到着時間についても「作戦保安上の理由で発表できない」としている。
 嘉手納基地に配備されるのは、米国バージニア州ラングレー空軍基地所属の第27戦闘飛行隊のF22A12機。当初、10日に嘉手納基地に到着する予定だったが、天候不良とソフトウエア不具合のため、嘉手納への飛来が二度延期されていた。
(2/17 9:47)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21375-storytopic-3.html

防衛省、政府案でアセス要求 県は「修正」譲らず
 米軍普天間飛行場の移設問題で、仲里全輝副知事は16日午後、防衛省の金沢博範防衛政策局次長、防衛施設庁の渡部厚施設部長らと県庁で会談した。金沢次長はキャンプ・シュワブ沿岸部に建設する代替施設について、日米で合意した政府案で環境影響評価(アセスメント)の手続きを進めたいとする政府の考え方に理解を求めた。仲里副知事は環境アセス前に政府案の修正が必要という主張を譲らず、議論は平行線をたどった。
 普天間代替施設に集中して意見交換し双方の立場を主張した。次回の移設措置協議会の日程調整などの議論には至らなかったという。
 会談後、金沢次長は「日米で合意している政府案について説明した。わたしどもとしては今の政府の案がベスト。事業を早く進めるためにも、なるべく早く(環境アセスの)方法書を出したいのでよろしくお願いしたいと申し上げた」と述べた。
 仲里副知事は「われわれは、もっとベストを求めようじゃないかとお願いしている。県民、地域住民の立場や、知事が置かれている立場を理解してほしい」と話した。地元の理解を得るには、名護市が主張する沖合への移設案修正や、仲井真弘多知事が公約に掲げた3年内閉鎖への回答が必要だとする県の見解をあらためて伝えた。
(2/17 10:09)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21377-storytopic-3.html

<電子号外>F22、嘉手納飛来 米国外で初配備(2月17日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21393-storytopic-3.html

http://ryukyushimpo.jp/pdf/20070217.pdf

F22、嘉手納に2機到着 米国外への展開初(2月17日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21395-storytopic-1.html

F22配備開始、F15も帰任で実質増強 嘉手納基地(2月18日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21403-storytopic-3.html

普天間移設で意見分かれ 伊波、外間両氏が討論(2月18日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21417-storytopic-3.html

金大中氏「礎」に献花 「沖縄が平和の中心に」
 金大中前韓国大統領が18日、夫人や前政権時代の側近らとともに糸満市摩文仁の平和祈念公園を訪れ、韓国人慰霊塔と平和の礎(いしじ)に献花した。
 金前大統領は献花後、仲里全輝県副知事らを前に「戦争で命を落とした多くの民衆が眠るこの地を一度訪れてみたかった。今後、沖縄が日本や世界の平和の中心になることを願っている」と日本語で話した。
 県や在日本大韓民国民団(民団)県地方本部の関係者らによると、金前大統領の来沖は静養を目的とした私的なもの。
 12日付で韓国法務省から特別赦免を受けた側近の朴智元元大統領秘書室長らとともに21日まで県内に滞在し、在沖米軍基地を視察するほか、観光施設を見学する予定。
(2/19 9:35)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21424-storytopic-3.html

「普天間」違い鮮明 参院補選・立候補予定者座談会(2月19日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21426-storytopic-3.html

F22断続的飛来も 嘉手納基地に新たに8機着(2月19日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21427-storytopic-3.html

湾岸戦争時の屋良小児童 16年後も変わらぬ不安(2月19日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21425-storytopic-1.html

民間地で銃口抗議決議 「米軍恐怖与えた」(2月19日)
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-21453-storytopic-3.html

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