(普天間通信)「707名の普二っ子一人一人が輝き、元気で明るく」

(普天間通信)「707名の普二っ子一人一人が輝き、元気で明るく」

 

みなさん

 

平山基生・@普天間―東京・麻布ヘリ基地からです

 

 

  普天間第2小学校は、普天間飛行場が「世界で一番危険な米軍基地」であることの象徴のような存在です。2年前にこの小学校に赴任された、校長の知念春美さんは、ホームページで、つぎのように普天間第2小学校を紹介しています。

 

 

 

普天間第2小学校 

 

校長あいさつ 

 

ようこそ。宜野湾市立普天間第二小学校のホームページへアクセスくださりありがとうございます。平成20年4月に着任致しました、第15代校長の知念春美です。本校は、昭和44年4月1日に普天間小学校より分離し開校しました。(児童数848人、22学級) 昭和55年には児童数が1254人にまで増えましたが、その後は次第に在籍が減り、平成22年度は児童数707人・22学級です。

 

  平成8年には、近代的なオープンスペースを取り入れた新校舎、パソコン教室、視聴覚室、体育館、プール、幼稚園及び鯉や亀などの数々の魚が泳ぐ、“せせらぎの池”が完成しました。すべてが行き届いた施設で、ホテルみたいな清潔で花が咲き誇る明るい学校、子どもたちが誇る学校と自負しています。

 

  本校北側には長い歴史と伝統を持つ普天満権現、商店街などがあります。西側一体は米人住宅と遠く東シナ海が見下ろされます。南側は米軍の普天間飛行場と隣接している学校として、平和学習のため本校を視察する来客も多く、全国的に有名になっています。一方、輸送機やヘリコプターの発着時の爆音には悩まされることも多く、運動場や体育館、教室での授業が中断されたり、行事などに支障があるのも事実です。

 

  また、本校は3つの行政区からなり、普天間三区は商店街で、新城区は振興住宅で貸しアパートが多く、喜友名区は古くからの集落で、遺跡や文化財が多く残され、総合的な学習の時間等で、キャリヤ教育や児童の調べ学習の地域素材としてよく活用されています。

 

  さらに、地域の多くの方々が安全パトロールや学校支援ボランティア等に参加してくれますし、毎年、本校で、3自治会と学校が合同で夏祭りを盛大に開催し、地域で地域の子どもを育てようという意欲に充ちています。

 

  経営の基本目標を「人間尊重の精神に徹し、心身共に健全で情操豊かな実践力のある子、国際社会に貢献できる人間の基礎的な資質を資質を養う」とし、学校教育目標を「進んで学習し、よく考える子」「明るく心豊かな子」「じょうぶで気力のある子」の知、徳、体のバランスのとれた人間の育成を、全職員が一丸となって取り組んでいます。また、本年度は県の指定を受けテーマを「『ひと』や『もの』を大切にする豊かな心の育成」として、家庭・地域との連携を深めて、児童一人一人の良さや可能性を伸ばし、地域に根ざし、地域に誇れる学校づくりを推進していきます。

 

  これからも、707名の普二っ子一人一人が輝き、元気で明るく、楽しい学校生活が送れますよう、43名の職員とともに、保護者や地域の方々と連携を深めて教育活動に邁進していきたいと考えております。

 

                                              平成22年7月28日

 

                                                          校長  知念 春美

 

 

 707人の子どもたちと43人の教職員が危険にさらされていることは、許されることではありません。

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