ホテル・ルワンダ

先日、映画「ホテル・ルワンダ」を見ました。

 部族同士が殺し合う、映画では「100万人の死体が残された」となっています。

植民地主義が残した部族対立といわれます。浅学にしてその関連の詳細は今後勉強するしかありません。

 しかし、この「悲惨」を見るとき、慟哭したい思いに、駆られるのです。今は亡き牧師の父平山照次が言っていたように、もしイエスが現代に生きていたら、きっと慟哭していたでしょう。

 こういう部族対立による虐殺に加え、飢えに苦しみ死んでいく子どもたちや人びとがいます。人類発祥の地といわれるアフリカの地での、この悲惨さは、人類的な協力で解決を図るしかないのでしょう。

 天文学的な合衆国と世界の軍事費、食料価格、オイル価格を暴騰させている投機マネーどうして人類はアフリカを救うことができないのか。

 本当に考えさせる映画でした。

 多くの人生を破壊する国内における「格差」に加えて、多くの命を奪う世界的な「格差」を解決しなくては、人類の進歩も空しい感じがします。

 しかし、絶望することなく、なすべきことをなしていくことだと思うのです。

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