つながっている、「生きる」ということと「戦争反対」という こと

 先日NHKテレビで「全盲の夫婦の夢と子育て、妻はソプラノ歌手、夫はマラソンランナー、見えないことは不幸じゃない」 が1時間放映されていました。(08・11・06夜10時から)

 このドキュメンタリー映像は、「生きる」と言うこと、「命」と言うことを、この4人家族の生きる姿を通して私たちに深い感動を持って伝えてくれました。たぶん再放映されると思いますので、時間をとってごらんになるといいと思います。

 これほどの障害をお持ちになりながら、歌手であり母である福原理絵さん、良英さんは、生きると言うことの価値を私たちに感動を持って教えてくれていました。

 私は、この映像を見て、戦争に反対すること、弱い者をさらに痛めつける政治悪と闘うことは、このようなご一家が懸命に生き抜いていらっしゃることとつながるもの、共通するものがあると思いました。そのキーワードは、「命」であり「生きる」と言うことではなかと思います。

沖縄の言葉に「命(ぬち)どぅ宝」という言葉があります。完全な視覚障害があっても生きていることを「こんな幸せは奇跡のようだ」とおっしゃる理絵さん。命を輝かせるために、日々力を尽くされている福原家ご一家と、わたしたちのように、戦争に反対して一人一人の地球上に住むかけがえのない人びとの命、生活を守ろうとしている人びとは、完全につながっている、と思いました。「命」というキーワードで。

お互いに、地球に生を受けたものとして、命のために、命を日々燃焼させて生きていきたいものですね。

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