「政府は貧しい」といいながら4兆円の軍事予算の矛盾

 今朝のNHKテレビで、社会保障費2200億円の削減問題をたずねられた与謝野「大臣」は「政府は貧しいですからね」と一言。

莫大な軍事予算を半減するだけでも2兆円の財源に

 日本政府が貧しいのなら、1,000億を軽く超えるイージス艦を5隻?も持つようなこと、アメリカの軍隊のためにアメリカの領土グアムにどうして兆を超えるお金を払うこと、3000億近い、条約上の義務もない「思いやり」予算を毎年米軍に払う、そんなゆとりが日本政府にあるのか、インド洋上で、タダで油を供給する違憲の行為をする「ゆとり」があるのか。日本政府は、金がないと言いつつ軍事費を聖域にし、4兆円の違憲の「戦力」を維持するためのお金を払う毎年払う「余裕」が、アメリカのため大軍需企業と汚職のためにはあるのです。「自衛隊」を廃止し、国際災害救助隊を作るならば、隊員の雇用も継続し、生き甲斐も与え、しかも試算したわけではありませんが、半分の予算で十分すむでしょう。半分にすれば2兆円は浮きます。

なぜ現実に起きている貧困問題をを直視できないのか

 続いて、「雇用」の論議がテレビでされていました。派遣会社の女社長が、例外的な事例を出すことによって、社会的な「貧困」問題を全く見ようとしない私利私欲を正当化する発言をしています。明日住むことすらできない危険にある多くの人たち=非正規労働者のことを全く考えに入れない冷酷多弁な発言をする「知識人」として国際基督教大学教授が、出演していました。キリストの名に恥ずかしくないのでしょうか。こういう人物たちを見ると、言葉もありません。

 怒りをエネルギーに変え、力を合わせ状況を変えていきましょう。  

 今夜より、田母神元空幕僚長の皇軍「自衛」の歴史的現場、中国天津市を短期間でありますが、中国語の「沖縄米軍基地パンフ」を携えて訪れます。義和団事件で8カ国軍上陸の租界市であった地です。

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